【コラムvol.01】色が持つイメージから考える、診察券デザイン

こんにちは!診察券.bizの制作スタッフ、Kです。
あっと言う間に過ごしやすい時期が過ぎ去り、今度は寒くなってきましたね……。

毎年9月・10月は新規ご開院・ご開業のお客様が多く、おかげさまで今年もたくさんのご注文をいただきました。

さて、新規ご開院などのお客様からよく受ける質問があります。
それは、「診察券の色、何色がいいかな?」というもの。

「その医療機関のロゴや看板などに使用されているイメージカラーに合わせる」というのが大前提となります。
ですがもし、まだそれが決まっていなくてこれから決めるというような場合。
以下にご紹介することを、ご参考にしていただければ幸いです。

診察券に限らずですが、色が人の心理にもたらすイメージ、つまり「それぞれの色の効果」というのがあります。
例を下に挙げてみると、こんな感じです。

★ブルー→鎮静、抑制、信頼、清潔感、誠実さ
★グリーン→自然、調和、バランス、安心感、リラックス
★イエロー→希望、輝き、知恵、ユーモア、好奇心
★オレンジ→健康、陽気、明るさ、社交性、温かみ
★レッド→活力、エネルギー、生命力、積極性
★ピンク→愛情、幸せ、女性らしさ、優しさ、思いやり
★パープル→高貴、優雅、神秘的、高い精神性
★ホワイト→純粋、無垢、浄化、リセット、清潔感
★ブラック→力強さ、高級感、頑丈、威厳
★グレー→中立、控えめ、穏やか、落ち着いている
★ブラウン→自然、安定、堅実、伝統、継続、穏やか

これらを見ていただくとわかる通り、ブルーの持つ意味はどれも医療機関にぴったりなせいか、診察券に使われる色はブルー系が多い印象です。
同じく寒色系であるグリーンも、医療機関に適したイメージなのでよく使われる色です。

しかし他の色も、それぞれに良い意味を持っています。
やはり「どんなイメージを打ち出したいか」で色を選ばれるのが何よりも一番かと思います。
来院者にアピールしたいイメージは、誠実さ、安心感、明るさ、女性向け…いずれなのか。
まずは想定される来院者層から医療機関のイメージを固め、次にそれに合う色やデザインにされると◎です。

傾向としては、総合病院や幅広い患者層の内科・外科などの診察券は、フォーマルで無難な色とデザインが一般的です。
小児科や小児歯科であれば可愛い動物を模したキャラクターが描かれていたり、
レディースクリニックであればピンク色などの女性らしい色調が効果的に使われることが多いです。

よろしければ、過去の制作事例や弊社でご用意しているデザインテンプレートなどもご覧ください。

制作デザイン例はこちらから!

テンプレート一覧はこちらから!

今回ご紹介したのは「個別の色が持つ意味」ですが、診察券は1つのメインカラーだけでデザインされるとは限りません。
複数の色の配色やデザインによって、打ち出したいイメージを作りだすことももちろん可能です。
こんなふうにしたいというイメージをお伝えいただけば、経験豊富なデザイナーが最適のものをご提案いたしますのでどうぞ安心してご相談ください!

本コラムでは、診察券デザインにまつわるあれこれ、印刷加工の工程や、医院内における印刷物の活用方法、集患のこと、医院ブランディングなどなど……これからも役立つ情報をお伝えしていきます。
次回もどうぞお楽しみに!