Q. 画面で見えている色と、印刷した時の色はなぜ違うの?
Q. 特色で印刷されてるって言われたんだけど「特色」って何?
Q. 色合わせって?色合わせをするとどうなるの?
Q. それじゃあ、色合わせをすれば全く同じ色味にすることができるの?
Q. 増刷のたびに全く同じ色味にすることができるの?
Q. 診察券とオプション商品などで全く同じ色味にすることができるの?
Q. どのくらい、希望の色味に近づけられるの?
Q. 色合わせだけじゃ不安なので、本印刷開始前に1枚だけ本印刷と同じ仕上がりの試作品(現物校正)を作ってもらって、手元で色を確認したりすることはできる?

Q. 画面で見えている色と、印刷した時の色はなぜ違うの?

A. 【ディスプレイ上で見ている色】と【印刷した色】では、色の表現方法が異なり、それぞれ再現できる色の範囲も異なりますため、どうしても全く同じ色味にはなりません
ディスプレイ上で見る色はRGBカラー(光の三原色)で表現されており、PC・スマホ・テレビなどの色はこちらの方法で再現されています。一方、印刷した色はCMYKカラー(色材の三原色)で表現されており、診察券をはじめ、チラシ、ポスター、パンフレットなどの印刷物の色はこちらの方法で再現されています。

RGBカラーとCMYKカラー
※RGBでは色を重ねれば重ねるほど光量が増して、明るく白色に近づきます。対してCMYKでは、色を重ねれば重ねるほど濁った色になり、黒色に近づきます。(ただし、CMYを混ぜ合わせたものは純粋な黒色を再現できないため、CMYの他にKのインクを使用して、4色で全ての色を再現します。)

「RGB」は再現できる色の範囲が広く、光を利用した色鮮やかな再現ができるのに対して、「CMYK」はインクを重ねて色を再現するため、RGBよりも表現できる色の範囲が狭く、鮮やかさも劣ります。

つまり、ディスプレイ上(RGBカラー)で明るく、鮮やかに見えていたロゴマークやレイアウトを実際に印刷(CMYKカラー)してみると、どうしても印刷の際にRGBから近似値のCMYKへ色を置き換えて印刷することになるため、色が違って見えることがしばしばあるというわけです。

また、他にも以下のような場合には色味が違って見えることがございます。ご注意ください。
・同じデータであっても、PCでご覧いただく場合、スマフォでご覧いただく場合などでは、デバイス・環境設定などにより色は異なります。
・同じデータであっても、お持ちのプリンター等で印刷したもの、弊社で印刷するものとでは、印刷機、印刷方式、インク、基材や用紙等の違いにより色は異なります。
・他、画面や印刷物を見ている部屋の照明・個人の感じ方などによっても異なります。

Q. 特色で印刷されてるって言われたんだけど「特色」って何?

通常のフルカラー印刷(CMYKの4色)では再現できない色(金・銀・パール・メタリックや、彩度の高いパステルカラー・蛍光色など)を表現するために、専用に特色したインクのことです。DICやPANTONEなどと呼ばれるものがあります。

対してCMYK印刷は「4色印刷」や「プロセスカラー」などと呼ばれることもあります。

特色は通常のCMYK印刷では表現できない多彩な色を印刷することができますが、色ごとに専用に調合したインクを作るので、CMYK印刷よりも一般的にコストがかかります。

《1》コストを抑えたいから、CMYKで特色の色見本に近づけられないかな?

特色は、CMYKとは根本的に違うインクで印刷するため、CMYK印刷で特色の色を再現するのは物理的に不可能となります。
特色の色見本を元にCMYKでの色合わせをご希望の場合は可能な限り色見本には近づけさせていただきますが、特に色見本が彩度の高い色の場合は、インクの量を少なめに調整して「薄く」「淡く」表現する事は可能ですが、「鮮やかに」「明るく」表現する事はまず不可能です。
下記が、彩度の高い色見本に対してCMYKで近づける場合のイメージとなります。

例えばこんな診察券があったとして…特色、CMYKではそれぞれこのような仕組みで印刷しています。

《2》やっぱりコストはかかってもいいから、イメージカラーを優先させたい!

特色のお色味にこだわりのあるお客様には特色印刷オプションもご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。

【特色のメリットまとめ】
・CMYKでは再現できない、特殊な色(彩度の高いパステルカラーや蛍光色、金・銀・パールなども)を印刷することができる。
・CMYKと比較して、印刷媒体の違いや環境条件(※気温・湿度など)で印刷結果が左右されにくく、増刷時も色のばらつきが少ない。

【特色のデメリットまとめ】
・特別に調色したインクを使用するので、CMYK印刷よりも高価になりがち。色数が増えれば増えるほど、コストがかかる。
・特色に対応できる商品が限られている(※弊社では、紙製診察券や名刺・紹介カードなどの一部商品では特色不可)。

《ご注意》
※特色印刷オプションサービスをご利用頂けるのは、カテナチオシリーズ(0.3、0.5、0.7)・PET診察券・磁気入り診察券(0.5、0.7)となっております。
※紙製診察券・ゴールドカード・シルバーカード・ブラックカード・その他名刺や紹介カードなどのオプション商品に関しては、作業工程が異なるため 特色印刷オプションを行うことができません。

Q. 色合わせって?色合わせをするとどうなるの?

A. 診察券.bizでは、「現在ご使用中の診察券」や、「ご希望の色見本」を弊社までご郵送いただければ(※1枚だけでなく、2枚ご郵送ください)、工場で製版時に色数値やインクの濃淡を調節し、色合わせを行わせていただきます。極力色味を近づけて印刷することが可能です。

全く同一のデータを使用して作成した場合でも、以前の業者様で診察券を作成した際に使用した印刷機と、弊社の印刷機は異なります。

同じデータで印刷しているはずなのに…色が変わるのはなぜ?!
印刷機・印刷方式・使用インク・印刷素材の地の色などの違いがあれば、色合わせ作業を行わずにそのまま印刷した場合、以前の診察券と色がかけ離れてしまう場合もございます。

色が変わる理由について下の項目でも詳しく解説させていただいておりますが、印刷のしくみが異なることは、色味に対しても様々な影響を及ぼします。
現在ご使用中の診察券との色合わせサービスをご希望の場合は、ご注文時に通信欄などに一言添えていただくなど、スタッフまでお気軽にお伝えください。

《ご注意》
※色合わせサービスをご利用頂けるのは、カテナチオシリーズ(0.3、0.5、0.7)・PET診察券・磁気入り診察券(0.5、0.7)となっております。
※紙製診察券・ゴールドカード・シルバーカード・ブラックカード・その他名刺や紹介カードなどのオプション商品に関しては、作業工程が異なるため 色合わせを行うことができません。
※色合わせサービスをご利用になる場合は、印刷時に工場で色合わせをする日数がかかるため、合計で通常の納期におよそ3〜4日プラスとなります。納期優先でお急ぎのお客様は、こちらの行程を飛ばして印刷に進んで頂く事をお勧めいたします。

Q. それじゃあ、色合わせをすれば全く同じ色味にすることができるの?

Q. 増刷のたびに全く同じ色味にすることができるの?

Q. 診察券とオプション商品などで全く同じ色味にすることができるの?

A. 弊社では、お色味にこだわりを持つお客様のご要望を叶えるため、熟練のスタッフを配置し 可能な限り見本の色に近づくよう、最大限の努力をしております。
しかしながら下記のような理由により、どうしても完全に色味を一致させるのは困難となる場合がございます。あらかじめ何卒ご了承ください。

《1》印刷機の違い

同じデータで印刷しているはずなのに…色が変わるのはなぜ?!例えば、電化製品店の店頭に並ぶ種々の家庭用プリンタであっても、メーカーや機種が違えば、それぞれ印刷性能や、得意な表現・不得意な表現などがあり、同一のデータで印刷を行っても得られる印刷結果は異なります

弊社ではオフセット印刷機を使用して印刷を行っておりますが、また同様に、「以前他の業者様でオフセット機を使って印刷された診察券」であっても、弊社で使用するオフセット機とは全く同一の機種、使用状況、印刷環境のものではありませんので、やはり仕上がりは完全に同じにはなりません。

《2》印刷方式の違い

弊社の診察券は「オフセット印刷」で制作しております。一方、家庭用・オフィス用の一般的なプリンタにおいて使用するプリンタは「オンデマンド印刷」となります。

「オフセット印刷」はアルミ等の「版」をもちいてインクを転写し印刷する方式で、非常に高精細な品質の印刷物を一度に大量に印刷するのが得意で、書籍やパンフレットなどの大規模印刷に向きます。
一方「オンデマンド印刷」はトナーやインクジェットなどを使用して印刷する方式で、少ない部数を必要な数だけ印刷するのが得意で、オフィスや家庭で活躍する印刷機はこちらにあたります。

《3》使用インクの違い

同じデータで印刷しているはずなのに…色が変わるのはなぜ?!弊社では「CMYK」で印刷しておりますが、特に違いが顕著に出るのが、お送り頂いた色見本が「特色」の診察券の場合です。
「特色」は単一のインクでその色を表現しますが、「CMYK」方式では4種類のインクを混ぜ合わせることでその色を表現するため、色を混ぜれば混ぜるほど、どうしてもくすんだり暗くなったりする場合がございます。
詳しくは特色についての項目もご覧ください。

《4》印刷素材の違い

印刷する媒体の材質、表面加工、素材自体の元々の白さなどによってもインクの乗りなどが変わり、仕上がりの印象は異なります。
例えば、色見本がPET素材の診察券で、それを元に色を合わせてプラスチック診察券を作成する場合、どうしてもお色味は変わります。
ちなみに弊社のプラスチック診察券(カテナチオシリーズ)はベースがやや青みがかかった白色で、PET診察券はほんの少し黄味がかかった白色となります。
※なお、混ぜ物やロットの都合上、カードの色味は毎回全く同じ色味とはならないことがございます。

《5》色の出かたの違い

CMYK印刷の特性上、表現が不得意な色がございます。
特にCMYの掛け合わせで作られたグレーやベージュなどのニュアンスカラー、焦げ茶、紫、濃い色などで、部分的に使われている場合はあまり気になりませんが、広範囲に使う場合は注意が必要です。
これは印刷の特性上避けることのできない問題ですので、現物校正と本印刷で色が変わってしまったり、1000枚などまとめて印刷をする中でも途中で変わってしまったり、増刷時に変わってしまったりということもございます。

《6》印刷時の状況の違い

印刷を行う際の温度や湿度などといった環境によっても色味は変わります。
天気・気温・湿度は日々異なり、調整できる範囲にも限界がありますので、毎回全く同じ条件とはなりません。

また、上記のような事情から、以下のような場合も完全に色味を一致させるのは難しい場合がございます。
・前回と同じものの増刷であっても、前回作成したものと色は完全に一致はしません。
・同じ色数値であっても、商品が違えば色は完全に一致はしません。(診察券と訂正シール、診察券と他商品等)

《ご注意》
※色合わせサービスをご利用頂けるのは、カテナチオシリーズ(0.3、0.5、0.7)・PET診察券・磁気入り診察券(0.5、0.7)となっております。
※紙製診察券・ゴールドカード・シルバーカード・ブラックカード・その他名刺や紹介カードなどのオプション商品に関しては、作業工程が異なるため 色合わせを行うことができません。
※色合わせサービスをご利用になる場合は、印刷時に工場で色合わせをする日数がかかるため、合計で通常の納期におよそ3〜4日プラスとなります。納期優先でお急ぎのお客様は、こちらの行程を飛ばして印刷に進んで頂く事をお勧めいたします。

Q. どのくらい、希望の色味に近づけられるの?

過去に弊社で色合わせを行った場合の事例を、一部お写真でご紹介させていただきますので、ご参考までにご覧ください。いずれの写真も、上が色見本、下が弊社作成のカードです。

診察券の乗り換え(リニューアル)にあたって、掲載内容を変更した場合でも、色味は今まで使っていた診察券と同じがいい!という方は多くいらっしゃいます。

 

 

このように、「完全に同一」の色味にはならないものの、色味を近づけることは可能です。
新・旧の診察券を左右に付き合わせて間違い探しのように見比べてしまうと、流石に若干の色の違いは認められますが、診察券は患者様おひとりおひとりに1枚1枚別々にお渡しするものです。1枚ずつで見た場合は、ほとんどの方は気にならないかと思われます。

《ご注意》
※色合わせサービスをご利用頂けるのは、カテナチオシリーズ(0.3、0.5、0.7)・PET診察券・磁気入り診察券(0.5、0.7)となっております。
※紙製診察券・ゴールドカード・シルバーカード・ブラックカード・その他名刺や紹介カードなどのオプション商品に関しては、作業工程が異なるため 色合わせを行うことができません。
※色合わせサービスをご利用になる場合は、印刷時に工場で色合わせをする日数がかかるため、合計で通常の納期におよそ3〜4日プラスとなります。納期優先でお急ぎのお客様は、こちらの行程を飛ばして印刷に進んで頂く事をお勧めいたします。

Q. 色合わせだけじゃ不安なので、本印刷開始前に1枚だけ本印刷と同じ仕上がりの試作品(現物校正)を作ってもらって、手元で色を確認したりすることはできる?

A. 本印刷で作成するものと同じ素材・同じデザインで、本印刷開始前にお客様にご確認いただくために作成する、1枚〜数枚のサンプルを現物校正といいます。
カテナチオシリーズ(0.3、0.5、0.7)・PET診察券・磁気入り診察券(0.5、0.7)であれば、現物校正作成にかかる実費をご負担いただいて現物校正を作成することは可能ではございますが、高額で時間もかかるため、弊社としては正直あまり……お勧めはしておりません

《1》現物校正の作成費用について

弊社で採用しておりますオフセット印刷は、1度に大量の印刷物を、高品質でしかも均一な品質で作成することに特化した印刷方式です。
1度に大量に作成することで1枚当たりのコストが低く抑えておりますので、例えば1枚だけを作成するのにも、大量に作成する場合とほとんど変わらない金額がかかってしまいます。
1回の現物校正で、実費でおよそ3〜6万円程度をご負担いただくことになります。カード種や、加工オプションの数(※加工オプションの数が多ければ多いほど高くなります)によって金額が変動いたしますので、詳しくはお見積もりをご依頼ください。

《2》現物校正のお届けまでの日数について

1枚作成するにも、製版・印刷・乾燥・加工などの工程を順番に行いますので、500枚や1000枚印刷する時と同様に、2週間前後の製作日数を頂戴しております。
現物校正をご覧いただき、本印刷に進めてOKのお返事を頂いてから本印刷にとりかかりますので、本印刷分の商品がお手元に届くまでに、デザイン校了から合計でおよそ1ヶ月ほどがかかる計算になります。

《3》現在お使いの診察券等に色合わせをさせていただく場合の現物校正について

カードの作成は、カード種類の違い、印刷機械の違い、インクの違いなどで色であったり文字や線など印刷の仕上がりが同じにはなりませんが、 それも含めてご確認いただけるものが「現物校正」ですので、色合わせさせていただいたとしてもご希望通りの仕上がりにはならない可能性がございます。

※また、例えば一度現物校正をしてご確認いただいた結果、色味や仕上がりがイメージと違ったとデータを調整して何度か現物校正させていただく場合、2回、3回と現物校正した分の料金と納期がかかってまいります。あらかじめご承知おきください。

このように費用面、制作日数面 両方においてあまり現実的ではない選択肢となってしまいますので、ご検討いただいた結果 無料の色合わせサービスをご利用いただく方がほとんどです。
(もちろん、費用面、制作日数面 それぞれご納得いただいた上で、それでも現物校正を作成する方もおられます。)
以上《1》《2》についてご了承いただき、もしそれでも現物校正をご希望される場合は、現物校正のお見積もりもさせていただきますので、ご注文時に通信欄などに一言添えていただくなどスタッフまでお気軽にお伝えください。

色々とご注意をお書きしましたが、弊社ではお客様の希望・こだわりに応えるために、スタッフ一同さまざまな試行錯誤を重ね、今後もより良い診察券をお手元にお届けするための方法を引き続き模索し続けてまいります!
色味に関して他にもご相談がございましたら、ご注文の際にスタッフまでお気軽にお伝えください!