【コラムvol.04】診察券.bizがご提案する開院戦略

クリニック開院について改めておさらいしてみよう

開院に意気込む医療従事者

開院の基本的な定義

開院とは、医師が独立して新たに診療所やクリニックを設立し、患者の治療を行うことです。
これには場所選び、資金調達、必要な医療機器の購入、診察券や待合室用の備品購入、スタッフの採用など多くの準備が必要です。
加えて法的な手続きも含まれます。
成功するためには市場調査やマーケティング計画も重要であり、地域社会における需要を理解し対応する医療サービスを提供することが求められます。

開院プロセスの概要

開院プロセスの概要には、立地選定、資金調達、設備投資、人材採用などが含まれます。
最初に理想的な場所を見つけることから始め、次に必要な資金を確保します。その後、医療機器や病院設備、診察券など備品の購入に進みます。
さらに、経験豊富で信頼性の高いスタッフを雇用し、効率的かつ安全なサービス提供体制を整えていきます。
これらすべての段階は計画的かつ丁寧に実行される必要があります。

クリニック開院準備の重要ポイント

必要な開院手続き

医院開業にあたっては、保健所や厚生局に届出や手続きを行う必要があります。

まず、各届出・手続きを行う前にスケジュールに注意しておきましょう。
一般的、個人がクリニックを開設し保険診療を行う場合、
・保健所に「開設届」の提出
・厚生局に「保険医療機関指定申請」の手続き を行うことになります。
後者は開設届が受理されたのちでないと申請できず、また受理までに1ヶ月程度かかります。
また、ベッド数(19床以上か以下か)により手続きも変わりますのでご注意ください。

診察券.bizがご提案する、クリニック開院成功戦略

マーケティングと広告活動

マーケティングと広告活動は、クリニックや提供する医療サービスの認知度を高めるために不可欠です。
効果的な広告活動では、ターゲットとなる潜在患者さんのニーズと関心に合わせてメッセージがカスタマイズされます。
チラシやパンフレット、医院紹介カードなどといった紙媒体広告、リスティングなどのWeb広告、SEO・MEO・Googleビジネス・ソーシャルメディアなどの活用が一般的であり、これらの手法を組み合わせることで最大限のリーチと影響力を実現することが可能です。
また、広告活動においては分析ツールを使用して成果を測定し、必要に応じて戦略を微調整することも重要です。

地域社会との連携方法

地域社会との連携を強化するためには、住民との信頼関係を築くことが重要です。
おすすめは開院前に内覧会などを開催することです。クリニックの存在を認知してもらう他、潜在的な患者さんにアピールすることができます。
また、地元の方々とコミュニケーションを図ったり、クリニックのスタッフと親睦を深めてもらうこともできます。

内覧会の告知には、チラシや医院紹介カードがあると便利です。
また歯科や整骨院・整体院などでは、内覧会に訪れた方から初診予約をお取りし、早速診察券をお渡ししすることも多いです。

診察券を始めとした各種印刷物を内覧会や開院に間に合わせるにはいつ頃注文したらよいか?等のご相談はお気軽にお寄せください!
詳しくは:初めてご注文いただく方へ
クリニック内覧会イメージ

本コラムでは、診察券の作成にまつわるあれこれ、印刷加工のことや印刷物の活用方法、集患のこと、医院ブランディングなどなど……これからも役立つ情報をお伝えしていきます。
次回もどうぞお楽しみに!