【コラムvol.03】診察券にQRコードを印刷したい!
診察券に印刷したい!QRコード
こんにちは!診察券.bizの制作スタッフ、Kです。
前回は、診察券に医院ロゴを掲載するメリットや注意点について、お伝えさせていただきました。
実はロゴと同じくらい、新規に診察券を作りたいというお客様から「載せてほしい」とご依頼いただくものがあります。
それが『QRコード』!
今回は、QRコードについて詳しくご紹介してみたいと思います!
診察券にQRコードを印刷するメリット!
すっかり日常に浸透したQRコード(=正方形のつぶつぶが集まった二次元バーコード)は、近年非常に多くの方から掲載ご依頼を多くいただきます。
診察券自体は86mm×54mmの、手のひらに乗る小さなカードですので、印刷できる文字情報は限られています。
しかしながら、表面または裏面の片隅にQRコードを掲載しておくことで、患者様がスマートフォンをかざして読み込めば、そのQRのひとつひとつから院のホームページ、公式LINE、InstagramやfacebookなどのSNS、予約サイトなどにお手軽に誘導することができます。
診察券単体では、臨時の休診日などといったタイムリーな最新情報を発信したり、24時間自動で予約を受け付けたりという動的な仕掛けは難しいです。
が、QRコードがあればそういう機能を持つ外部のサイトやSNSへと患者様を繋ぐ「アシスト」が可能になります。
診察券にQRコードを印刷する時、気をつけるべきこと
QRコードの場合は、ロゴほど診察券の目立つ場所に大きく印刷する場合はあまりありませんので、データ形式や解像度などはほぼ問題になりませんが、掲載時のサイズが重要になります。
QRコードは、スマートフォンで読み取った時に、URLなどの文字列を自動で読み込ませるものです。
この読み込ませる文字列が長ければ長いほど、QRコードを構成する四角形の粒の目が小さく複雑になります。
そして、この粒々が細かければ細かいほど、印刷も読み取りも難しくなりますので、QRコード自体を大きめに印刷する必要が出てきます。
一般的なQRコードであれば、最小で8mm×8mm四方くらいあれば読み取り可能ですが、少し目が細かいめのQRコードであれば、10mm×10mmほどあったほうが安心かと思います。
さらに最近掲載を希望される方の多い、InstagramのQRコードは非常〜〜に粒の目が細かいので、読み取り端末や環境を考慮した上で、すべての方がストレスなく読み取りできるようにするためには、15mm×15mm以上のサイズで印刷させていただきたいところです。
いざQRコードを掲載したデザイン校正を見てみると、QRコードの主張が強すぎる……もう少し小さくしたい!と思われる方、また実際に『QRコードを小さくしてほしい』と修正ご指示をいただくことはありますが、読み取りができないQRコードを掲載するのは本末転倒、診察券を使う患者様をガッカリさせてしまいます。
その場合はQRコードの掲載位置を表面から裏面(または、裏面から表面)へ、デザイン的にQRコードを配置する余裕がある場所に移動する…という手段のほか、InstagramオリジナルのQRコードを使用するのをやめて、弊社で黒い正方形のQRコードに変換しなおす(=相対的に粒々の目が大きくなるので、サイズ縮小に耐えうる)という手段もございます。
お客様の診察券ごとに合った最適な方法で、デザインとQRコードの可読性の両方を損なわないご提案をさせていただきますので、適宜ご相談ください。
デザインも便利さも諦めない!QRコードの載せ方、お任せください
弊社では専任の診察券デザイナーと直接メールでやりとりしていただくことが可能ですので、スタッフ様も患者様も長く愛着を持って使い続けていただけるような、こだわりデザインの診察券の作成をお手伝いさせていただきます!
よろしければ、過去の制作事例や弊社でご用意しているデザインテンプレートなどもご覧ください。
次回もどうぞお楽しみに!